札幌市中央区のお客様のところで水道管の交換工事

以前より水道水漏れの修理を何度かしたことがあったのですが、水道管の赤水がひどくなったので露出配管で交換しました。

天井裏に入っていた鉄管の見えるところだけを撤去して、壁伝いに新しい水道管・給湯管を施工しました。

写真で見るとわかると思いますが、水道管の露出配管と言っても、実際にはそれほど目立つことはありません。

古くなって水漏れしたとしても、見えているのですぐに修理できますし安心です。水道管自体は銅管を使用しています。一部の水道局・水道部などでは、「水道管に銅管を使用するのは殺菌効果が高くなる」などの理由で奨励している地域もあります。幼稚園などでは手洗い場のシンクそのものも、ステンレスではなくて銅にしているところもあるくらいなので、安全な商品だと思います。

個人的に思うことなのですが最近はやりの架橋PE管は施工が楽だというだけで、お客様にメリットがあるかどうかは疑問符が付いてしまいます。管自体はビニールで水漏れも少ないと思われます。しかし継手が水道が凍結した時に割れているのも見たことがあります。弊社では、ケースバイケースで銅管による露出配管・架橋PE管による隠蔽配管など使い分けていますので水道管の交換などお考えの場合はぜひ一度ご相談ください。

水道管の交換方法と水道管の種類について説明いたします。

水道管の交換方法は、一般的に以下の手順で行われます。

1. 水を止める: まず、水道管の交換作業を始める前に、水道の主弁または該当するバルブを閉めて水の供給を止めます。

2. 旧水道管の取り外し: 錆びた水道管を取り外します。これには、適切な工具を使用して管を切断し、接続部分を解体する必要があります。

3. 新水道管の取り付け: 新しい水道管を取り付けます。これには、既存の配管に合わせて適切な長さに切断し、接続部分を適切に組み立てます。

4. 接続の確認: 新しい水道管が正しく取り付けられたかを確認し、漏れがないことを確認します。

5. 水の供給再開: 新しい水道管の取り付けが完了したら、水道の主弁またはバルブを開けて水の供給を再開します。

水道管の種類にはいくつかの種類がありますが、一般的なものには以下のようなものがあります。

1. 鉄管(鋼管): 鉄製の水道管は、古い建物や一部の地域で使用されてきましたが、錆びやすい傾向があります。鉄管は強固で耐久性がありますが、長期間使用されると錆びが発生し、水漏れや赤錆が出ることがあります。

2. 銅管: 銅製の水道管は、耐久性があり、錆びにくいため一般的に使用されます。また、抗菌性があり、水質の保持にも適しています。銅管は曲げやすく、加工が比較的容易です。

3. PVC管: ポリ塩化ビニール(PVC)製の水道管は、軽量で耐久性があり、錆びません。また、取り扱いが簡単で、経済的な選択肢とされています。ただし、一部の地域では使用が制限されていることもあります。

4. PEX管: クロスリンクポリエチレン(PEX)製の水道管は、柔軟性があり、取り扱いが容易です。PEX管は

曲げやすく、配管が複雑な場合に適しています。また、耐久性があり、高温にも耐えることができます。

これらの水道管の種類は、地域や建物の構造、用途によって異なる場合があります。水道管の交換や設置の際には、専門家に相談し、地域の規制や建築基準に従うことが重要です。