排水の流れが悪くなったのを、直す場合詰まっている場所や、状況によって方法が若干変わります。洗面所やキッチンの排水の流れが悪い場合、排水トラップ(下水ガスの逆流防止等)の中に汚れがたまっているときはトラップの清掃や、業務用の薬品により排水つまりが解消できる場合が多いです。床下の排水管の場合は、トーラー(ワイヤー式)や高圧洗浄機により排水管のつまりを解消します。この機械の違いは、トーラーは排水管のなかの汚れがたまったところに穴をあける感じ。なので、台所排水などのように油などがガッチリ固まったところでは、「排水の流れが半年くらいで悪くなる」ということもあります。高圧洗浄機の場合は、排水管内部の汚れを100k前後の水圧で全部取り除く感じです。
状況に応じて使い分けますが、家の中が排水の臭いがする場合は絶対に高圧洗浄をお勧めします。悪臭もしなくなりますので
排水管のつまりの原因はさまざまですが、一般的な原因と直し方を以下にわかりやすく説明します。
原因1:異物やゴミの詰まり
排水管には、食べかすや油、髪の毛などの異物やゴミが詰まることがあります。
直し方:
1. 排水口にあるフタやフィルターを取り外し、異物やゴミを手で取り除きます。
2. ゴミが取りきれない場合は、排水管にパイプクリーナーを注ぎ、指示に従って使用します。
3. パイプクリーナーが効果的でない場合は、専用のワイヤーやピンセットを使って、つまりを解消します。
原因2:石鹸や洗剤の残りカス
石鹸や洗剤は、排水管内で固まってつまりの原因になることがあります。
直し方:
1. 沸騰したお湯をゆっくりと排水口に注ぎます。熱湯は石鹸や洗剤の残りカスを溶かし、つまりを解消する助けとなります。
2. 熱湯を使っても解消しない場合は、パイプクリーナーを使用します。ただし、使用する際には注意事項をよく読んで指示に従ってください。
原因3:便器の詰まり
便器のつまりは、トイレットペーパーや生理用品などの不適切なものが流れ込んだことが原因となります。
直し方:
1. トイレのつまりは、トイレ専用のプランジャーを使用して解消することができます。プランジャーを便器の排水口に密着させ、ゆっくりと上下運動させます。水の圧力でつまりが解消されることがあります。
2. プランジャーが効果的でない場合は、トイレ用の除去剤や専用のロッダー(つっぱり棒)を使用します。ただし、使用方法には注意が必要です。
これらは一般的な排水管のつまりの原因と直し方ですが、場合によっては専門家に相談することも重要です。安全に作業を行い、つまりを解消しましょう。