札幌市東区のお客様からのご依頼になります。「自分でネットで購入した台所用のイナックス浄水器付きレバー式混合水栓を取付したいが自分ではできそうもないので交換工事をお願いしたい」というご依頼でした。
最近はよくあるご相談です。インターネットで販売している商品が安いので購入して自分で作業しようと思ったができない。購入した業者は販売しかしていない。取付も依頼できるが値段が外注に依頼しているので値段が高いということが良くあります。また工事後のアフター保証の問題で、「ほかで購入した商品の設置はやらない」「設置はするが保証は一切しない」という業者さんが多いです。
時間があいていれば、ほかで購入した商品の設置はしています。ですが保証はしていません。「問題があった場合はメーカーか販売店に相談してください」と言っています。
今回交換するのはキッチンに設置している、２ハンドルタイプのデッキ式２穴混合水栓になります。
２ハンドル混合水栓を設置、固定している固定ナット側を確認します。水道管、給湯管が混合栓に銅管のメス継ぎ手で直接ねじ込んでいます。水道用の銅管はロウ付けしているのが一般的ですから、この場合は水道配管を切断して一部分水道配管を交換する必要が出てきます。銅管のメスアダプター以外に、袋ナットが付いているユニオンソケットという接手があります。この場合は、水道管を切断しなくても取り外すことができますが、水栓側のオスねじの長さによってはやはり水道管の交換が必要になります。最初からフレキシブル管で施工していると、パッキンの交換だけで混合水栓の交換ができますのでフレキ管にしておくべきですね。
ということで水道管、給湯管に使われている水道用の銅管を一部交換して、フレキ管に交換します。次１５年～２０年経過して水道の混合水栓を交換するときに簡単に作業できるようにするためです。今回銅管に設置している接手はフレキ管用の平行ねじタイプの継ぎ手です。フレキ管に普通のオスねじ（テーパーネジ）を使用すると水漏れがしやすくなりますので、接合する相手が平行ねじの場合は同じねじにしなければいけません。
混合水栓に水道管と、給湯管を接続するためにフレキシブル管を設置しました。フレキ管が曲がっていますが、この管の特徴はフレキシブル（柔軟性がある）ですから現場に合わせて曲げながら施工できます。接続部にはパッキンが入っていますので水漏れすることはありません。
イナックス製 浄水器内蔵型シングルレバー混合水栓(寒冷地) JF-AF434SYNの設置が完了しました。
この混合水栓ですが設置後に「水圧が低くなった」とお客様から言われることがあります。浄水器付きですから水栓金具から出てきた水道水の水頭圧が低くなるのは当然のことです。設置した業者には何も責任がありませんので、「販売店、またはメーカーにそうだんしてください」ということになります。
とくにハンドシャワータイプで浄水器付きの商品は水圧、水頭圧が低くなります。メーカーによって水頭圧に違いがありますので安いから、有名なメーカーだからと言って大丈夫ということはありません。
よく電話で料金の問い合わせがありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
お客様が安心してお電話できるように、「見積もり無料」「出張費無料」で対応しています。
安心してお問い合わせください。
引っ越しの手続きがしたい等のご相談は札幌市水道局に直接ご相談ください。
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（有）アール 0120478919 札幌市 石狩市 江別市 指定給水装置工事店
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。
