日立エコキュート ヒートポンプ給湯器 BHP-FH46

札幌市西区のお客様からのお電話です。「お風呂を沸かそうとしたらエラーが出て動かない」というご依頼です。

日立エコキュート ヒートポンプ給湯器 BHP-FH46設置してある電気温水器は2011年製 日立のBHP-FH46GUK という商品になります。これは簡単に説明するとエコキュートと呼ばれる電気温水器でヒートポンプが設置してあります。お湯を沸かすときに熱交換をしますが、ヒートポンプユニットを使用して熱交換をするので電気代が安くなるというとても素晴らしい商品です。さらに3回路の温水器ですからかなり珍しいタイプです。3回路というのは給湯、風呂釜、暖房の3系統の回路が一つの機械に入っているというタイプです。

この現場を自分が見に行く前に、家を建てたときの業者さんに診てもらったら、本体が11年経過しているので本体の交換を勧めてきたそうです。石油やガスの機械ではありませんので、11年でいきなり交換はちょっと乱暴な気がします。

この機種は当時は定価90万円くらいの商品ですからできれば20年は使用したいですよねw

実際に部品がないということであれば修理はできませんので交換になってしまいますが、まだ部品はありますので今回は修理させてもらいます。

エラー番号がER72と表示されています。このエラーが出た場合は、温水器の電源を一度切ります。1分後に電源を入れて普通になっているようであればそのまま使用してよいと思います。すぐに同じエラーER72が出る場合は修理が必要です。

エラーER72番。これは循環調整弁という部品の異常か基盤そのものの異常かと思われます。循環調整弁はお風呂を沸かすときの「風呂自動」や「追い炊き」をするときに水とお湯を混ぜて適温にするための部品です。ですから今回も「風呂自動」「追い炊き」は使用できませんが、「高温差し湯」「さしみず」は使用できます。日立の部品の在庫を調べると本州在庫ということで「納期約1週間」でした。

5日後に日立のエコキュート部品「循環調整弁」が届きましたので部品交換します。まずは、電源を切って、浴槽の水を抜いて、風呂循環パイプの水を抜きます。タンク内部の水も5分の1程度排水します。

というのも循環調整弁が設置してあるのがこの位置です。タンクに満タン水、お湯が入った状態ではお湯が出るはずなので循環調整弁の下くらいまで水を抜きます。温水タンクのドレンは一番下にありますので5分の1程度排水しても、ほとんどお湯は減らないはずです。

水が抜けたらクリップを3カ所外して弁を交換します。新しい循環調整弁にはオーリングが3本ついていますので3本とも同時に交換しておきます。

通水して、電源スイッチを入れて作動確認をします。エラーが消えていれば修理完了です。

よく電話で料金の問い合わせがありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
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