逃し弁交換

「水道の水を使用していないのに洗面所で水が流れる音がする」というご依頼でした。

げんばについているのは三菱製の電気温水器になります。電気温水器は夜間の安い電力を使用してお湯を沸かします。深夜に沸かしたお湯を昼の時間帯に使用します。水道の水圧が強いと水の出る流量が多くなりますので電気温水器内部のお湯が減るのが早くなります。昼間にお湯がなくならないように、減圧弁という弁を水道管に取り付けて水圧を0.8kgまで下げて使用します。最近の電気温水器は高圧力型という水圧が強いタイプのものが増えています。

減圧弁が設置してある場合は、必ず逃し弁(安全弁)も設置してあります。0.8kgの減圧弁の場合は0.95kgの逃し弁が設置してあります。これは減圧弁が壊れた場合や、混合栓の設置の仕方が悪い場合等で水圧が高くなったときに一定の水圧がかかると水を逃がして故障を防ぐためのものになります。電気温水器だけではなく石油給湯器の減圧タイプと呼ばれる商品も同じ様なものが付いています。

水道管に設置してある円盤のようなものが減圧弁です。これは電気温水器についているものなので0.8kgのものです。直圧式の石油ボイラーや高圧力タイプの電気温水器には2.0kgの減圧弁を設置するのが一般的ですが、見た目ではわかりません。

今回水漏れしていたのは減圧弁が故障して、逃し弁から水が流れていたのが原因です。減圧弁と逃し弁を交換して水道の水漏れは終了しました。

逃し弁から水が漏れる原因というのは、減圧弁や逃し弁の故障以外にも、混合栓の接続の仕方が原因で水漏れすることがあります。

お湯側の水圧が0.8kgなのに、水側は直圧の状態で混合栓を設置した場合、水側とお湯側の水圧の差が2倍~3倍以上になることあります。水圧が違いすぎると水栓金具から水やお湯を出した時に、混合栓の内部で水圧が干渉して逃し弁から水が漏れることがあります。水栓金具を開いて水を出した時に「「ガガガガ」とすごい音がする」場合はこの現象が起きている場合が多いです。

本来は、混合水栓に接続する配管は水とお湯と同圧にするべきです。古い家で本来は水とお湯の水栓が単水栓だったものを「混合水栓」に「交換したりする場合は注意が必要になります。

全自動洗濯機の場合に、水とお湯を両側開いた状態にするととてもなりやすいです。洗濯機の場合洗濯時間を短縮するために水側を直圧にすることが多いからです。本来は逆止弁が設置してある混合栓ですから、両方開いても逆止弁が働いて水道水がお湯側に逆流することはほとんどありませんが、古くなって逆止弁がこしょうすると簡単に逆流します。ネットで買った安い混合栓は逆止弁が故障しやすいとかそもそも逆止弁が付いてない場合がありますので注意しましょう。

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