札幌市豊平区の大家さんからのお電話です。「パイプシャフトで水道が水漏れしているから見てほしい」というご依頼です。
今回水漏れを発見したのは、マンションを新築した時の建築会社の方が10年目の定期点検で発見したそうです。Dバルブ本体の交換をしないと直せないと言われたそうで価格は10万円をこえていたそうです。
以前からちょくちょく大家さんからは水回りの補修を頼まれていましたので、「修理できるか見てほしい」ということでした。
今回漏れているのはこの青いハンドルの部品になります。
この商品は北海道水道機材（ホクスイ）さんが製作しているものでDバルブと呼ばれる部品になります。
この器具の正確な名称は減圧・逆流防止機構付きドレンバルブでドレンバルブを略してDバルブと呼ぶのが一般的かと思われます。ドレンバルブというのは水を止水するのと同時に排水管に水道管内部の水を排水するためのバルブです。これは減圧弁と逆止弁の機能も一緒になっている商品です。
動画で見るとじわじわと水が漏れてくるのがわかるでしょうか？
このDバルブはまだ10年ほどしか経過していませんの、北海道水道機材さんで部品の供給ができますから、内部一式の交換で直すことができます。
ちなみに今回は水漏れで修理しましたが、Dバルブの故障で比較的多いのは逆流防止弁の作動不良になります。逆流防止弁がウォータハンマ現象等の原因で閉塞してそれが元に戻らなくなることがあります。元に戻らないと水圧が弱くなり水がチョロチョロしか出なくなったりします。ですが突然復帰することもあります。突然水圧が弱くなる等でお困りの時はDバルブの可能性があります。Dバルブに限らず、水抜き栓に逆流防止弁が設置してある時や、混合栓の逆流防止弁が原因の時もあります。
札幌市では数年前から新築の水抜き栓に関しては逆止弁内蔵の商品以外は設置できませんので、これから10年ほど経過すると一戸建ての住宅でも水の出が弱くなる等の故障が増えるかもしれません。
これが交換した古いDバルブの内部一式です。この部品だけ交換しておけば問題ないかと思います。ですが、物には寿命というものがありますので、20年以上使用している場合は、本体の交換を考えるのが良いかと思います。
今回は部品交換で、水道の水漏れ、水回りのトラブルは解決しました。
「作業料金￥980～」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、
作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
作業料金￥980～などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても無理なのは常識的に考えてわかるような金額ですから、
冷静に考えてから依頼しましょう。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
お客様が安心してお電話できるように、「見積もり無料」「出張費無料」で対応しています。
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引っ越しの手続きがしたい等のご相談は札幌市水道局に直接ご相談ください。
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（有）アール 0120478919 札幌市 石狩市 江別市 指定給水装置工事店
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。
