札幌市手稲区のお客様からのご相談です。
「シャワーの水道が少し水漏れするので見てほしい」というご依頼でした。
現場に設置されているシャワーは「MYM MS6020」という商品になります。シャワーの切換え弁を操作しても「水道の水がポタポタ漏れる」「水道の水の止まりが悪い」という状態になっていました。
このシャワー水栓はMYMで、1999年~2003年頃に生産されていた製品になりますので、20年以上使用していることになります。水栓金具に関しては、耐用年数が7~10年前後に設定されていますので、15年以上使用している場合はシャワー本体の交換が必用になります。
MYMシャワーの交換方法ですが、古いシャワー混合栓を撤去します。壁に設置してある「壁付け」タイプの混合水栓は写真のように壁に水道管の穴が見える状態にします。KVK、TOTO、イナックス 等々どこのメーカーでも作業手順は同じになります。
使用する工具はモンキーレンチ、ドライバー等が必要になります。お客さんが自分で作業するときに「プライヤー」「パイプレンチ」等で作業する方がいますが、古いものを外すときは良いのですが新しいシャワーを取り付けるときに、「シャワー混合水栓」が傷だらけになりますので、適切な工具を使用しましょう。
新しく設置するシャワー水栓の「取り付け足」「偏芯管」にシールテープを巻きます。シールテープを適切に巻くことで、水栓取り付け部の水道管の水漏れを防ぎます。シールテープを巻きすぎると、ねじ部分の隙間にテープが入らなくなります。同業者でも巻きすぎている方が多いです。ついでに「ヘルメシール」も小量塗布したほうが良いです。
シャワー混合水栓の本体を設置する前に、「偏芯管」「水栓取り付け足」をこの角度にしておきます。シールテープを巻いた部分ですが、「時計回り」に絞めこんでいくことで水道管の水漏れを防いでくれます。
逆の言い方をすると、「時計と反対回り」に回してしまうと水道が水漏れする原因になります。本体を設置するときに「シャワー混合水栓本体を水平」に設置するためにこの角度にしておく必要があります。
KVKシャワー混合水栓本体を仮止めします。先ほどの「水栓取り付け足」の角度で仮止めします。偏芯管と本体の接続部にはシールテープは必要ありません。本体に付属している「パッキン」を水側、お湯側に入れるだけで水道うの水漏れはしません。
っ先ほどの状態からKVKシャワー混合栓本体を「水平」になるように「水栓取り付け足を」じわじわと回していきます。
KVKシャワー混合栓 KF800WTが「水平」の状態になったら、取り付けナット部分を本締めします。
これでシャワー交換方法は終了になります。我々が作業すると簡単に見えますが、一般の方が作業すると道具がないので案外面倒です。
札幌市内、および札幌市近郊であれば作業にお伺いしますのでお電話ください。
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作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
作業料金¥980~などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても金額的に作業が無理なのは、常識的に考えてわかるような金額ですから、冷静に考えてから依頼しましょう。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
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