TOTO製 TKJ33U型 水漏れ修理 交換方法

札幌市東区のマンションにお住いのお客様からのご相談です

「台所の水道が水漏れするので見てほしい」というご依頼でした。

TOTO製 TKJ33U型 水漏れ修理 交換方法台所の混合水栓ですが、マンションを建築した時に取り付けた「TOTO製TKJ33U型」が設置してありました。水漏れということでしたが、レバーで操作して水を止めても「きっちり」と止まらない止水不良でした。このタイプのTOTO製のレバー混合栓は「シングルレバーカートリッジ」が経年劣化することで水漏れ、止水不良の原因になることが多いです。

この商品も「シングルレバーカートリッジ」が原因でしたが、使用年数が20年ということで、2穴デッキ式混合水栓の交換をすることになりました。

水栓金具、混合水栓の交換ですが、「どんな商品でも設置できます」と言いたいのですが、基本的には現状接地してある商品と同等の商品を設置するのが良いと思います。

デッキ式、台付けと呼ばれる水栓の場合、水栓取り付け穴の穴径、穴の数によって取り付けできる混合水栓が変わります。

穴径、穴の数が違っても取り付けすることは可能ですが、ホール加工、取付穴の開けなおし等が必用になると、工事費が増えることがあります。2穴デッキ式の混合水栓が設置してあった場所に、現在主流の「ワンホールタイプ」の混合水栓を設置すると、現在空いている2カ所の穴が必要なくなりますので、穴を塞ぐ等の工事が別途必要になります。

TOTO製TKJ33U型交換方法 銅管切断2穴デッキ式混合水栓を接続している水道管を確認すると、「銅管のメスアダプター」で接続されています。この接続方法ですと水道管を切断する必要がありますので、銅管を「パイプカッター」で切断します。

TOTO製TKJ33U型交換方法 銅管にフレキニップル接続切断した銅管に、「フレキ用」のオスアダプターをロウ付けします。ロウ付けしない継ぎ手も販売されています。ロウ付けしない継ぎ手は寒冷地では使用しないほうが賢明だと思います。万が一水道管が凍結した場合に、「絶縁」されてしまいますので、「電気解氷」ができなくなります。「ロウ付け」しない継ぎ手を使用している業者さんは我々のような「配管屋」ではなく、「ちょっとかじった程度のリフォーム屋」さんに多い気がします。

 

TOTO製TKJ33U型交換方法 銅管ロウ付け部分の確認 目視作業銅管のロウ付けした部分を目視で確認します。銅管のロウ付け部分は見ただけで「水漏れする」のがわかりますので、鏡を使用して裏側まで確認します。

TOTO製TKJ33U型交換方法 フレキシブル給水管接続ステンレスのフレキシブル管を現場で作製して接続します。

KVK 2穴デッキ混合水栓 KM5091ZT 設置工事KVK 2穴デッキ式混合水栓 KM5091ZT を設置して作業は終了になります。

寒冷地用の混合水栓は、寒冷な気候条件下での使用に適した水栓です。これらの水栓は、低温や凍結が起こる環境で、水道管や水栓自体の凍結を防ぐための特別な設計が施されています。

寒冷地用の混合水栓には、以下のような特徴があります。

  1. 凍結防止機能: 寒冷地では、水道管や水栓の中の水が凍結し、破裂や損傷を引き起こす可能性があります。寒冷地用の混合水栓は、凍結を防ぐために、特殊な絶縁材料や断熱材を使用しています。また、水栓の内部には凍結を防止するための機構や排水システムが組み込まれている場合もあります。
  2. 防凍バルブ: 寒冷地用の水栓には、水の供給を切ることで凍結を防ぐための防凍バルブが組み込まれています。水栓が使用されていないときや気温が一定のしきい値を下回る場合に、防凍バルブが作動して水の供給を遮断し、凍結を防止します。
  3. 保温カバー: 寒冷地用の混合水栓は、水栓本体や水道管を保温するためのカバーが付属している場合があります。これにより、外部の寒冷な気温から水道設備を保護し、凍結を防止します。

寒冷地用の混合水栓は、寒冷地の住宅や建物で一般的に使用されています。これらの水栓は、氷点下の気温や凍結のリスクが高い地域で特に重要です。凍結による水道設備の損傷を防ぐため、寒冷地での使用に適した水栓を選択することが重要です。

 

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