札幌市北区のお客様宅での、手すり取り付け工事

このときは介護保険を利用しました。以前トイレを交換したお客様のところで、「おじいちゃんが足元が危ないので何とかしてほしい」というご依頼で、バリアフリーだと予算的に無理なので家の中のおじい様の動線になるところに手すりを設置しました。

トイレは立ち上がるのがつらいということなので、両側にL字型の手すりを配置。

玄関は上り口のところと、横に手すりを設置。

お風呂は危ないので、浴槽の横と洗い場に設置して、浴室入口の段差手前に手すりを縦に設置しました。

トイレ玄関の手すりは、古い家なので壁の下地が少なくそのまま手すりを設置すると危険なため2X4材で補強しています。浴室は風呂場のモルタルがしっかりしていましたので、大きめのアンカーボルトを打ち込んで取り付けました。

設置した後、お客様にお話を伺ったら、「手すりがあると靴を履くのも、立ち上がるのも大変楽になった」と娘さんも喜んでくれたので大変うれしかったです。

住宅内部に手すりを取り付けることにはいくつかの利点があります。以下に、手すりの取り付けの利点と一般的な工事の方法を説明します。

利点:
1. 安全性向上:手すりは、階段や廊下などの場所での安全性を向上させます。特に高齢者や身体的に制約のある人にとって、手すりは重要な補助具となります。転倒や滑り落ちるリスクを軽減し、安全な移動をサポートします。

2. 支援とバランス:手すりは、階段の上り下りや移動の際にバランスを保つための支えとなります。特に階段の手すりは、足元の不安定さを補完し、安定した移動を可能にします。

3. 無障害化:手すりの設置は、住宅を無障害化するための重要な要素です。身体的な制約のある人や車椅子利用者にとって、手すりは自立した生活を支える役割を果たします。

工事の方法:
1. 適切な位置の決定:手すりを取り付ける前に、適切な位置を決定する必要があります。これは、階段の場合は手すりが手の届く位置にあることや、廊下の場合は必要な長さを確認することを意味します。

2. 材料の選択:手すりにはさまざまな材料があります。一般的な選択肢には、木製、金属製(スチールやアルミニウム)、プラスチック製などがあります。材料を選ぶ際には、耐久性、外観、および予算を考慮することが重要です。

3. 取り付け方法:手すりを壁に取り付ける方法にはいくつかのオプションがあります。一般的な方法には、壁に直接ビスやボルトで取り付ける方法や、スタッド(壁の補強部分)に取り付ける方法があります。取り付け方法は、壁の材料や手すりの重さを考慮して選択する必要があります。

4. プロの助けを借りる:手すりの取り付けは、正確な位置と堅牢な取り付けが必要なため、プロの助けを借りることをおすす

めします。専門の建築家や工事業者に相談し、適切な手すりの設置を行ってもらいましょう。

手すりの取り付けには、個々の住宅のレイアウトや要件に応じて異なるアプローチが必要です。したがって、手すりの設置を検討している場合は、専門家に相談し、最適な方法を確認することをお勧めします。