札幌市西区のお客様からのお電話です。「まだ水が漏れていると水道局に言われたんですけど」というご依頼でした。
「まだ」とついていますが、つい最近水抜き栓のピストンを交換したばかりです。じつはこの家の水抜き栓は屋内に光合金のAQ1-20MMと屋外に水抜き付き水栓柱が設置してあります。
どこで水漏れしているかを確認していきます。
- 水抜き栓を両方とも閉めて、水道メーターのパイロットが回るか確認します。「閉めているのにパイロットが回る場合は、水抜き栓よりも一時側での水漏れです」
- 片方ずつ水抜き栓を開けて、水道メーターのパイロットが回るか確認します。「水抜き栓を開けてパイロットが回る場合は、開けた水抜き栓本体か二次側での水漏れです」
今回の場合は散水栓は水漏れしていませんので、屋内に設置してある20MMの水抜き栓または、二次側での水漏れになります。屋内のトイレタンク内部金具、温水器のドレン排水、安全弁等確認しましたが、水漏れの痕跡はありませんです。
築年数が9年と新しい家ですから水抜き栓本体がダメになっているとは考えにくいですから、まずはピストンのパッキン、オーリングの交換をしました。
ですが!交換しても微妙に漏れています。水道メーターのパイロットが回るのです!水道の漏れ方もかなり微妙で聴診棒を使用しても音が聞こえないのです!
微妙に回る水道メーターを放置できませんから、水抜き栓のピストンを交換しました。これで水道メーターのパイロットが回らなくなりましたので、水道局に修繕報告書を提出して作業を終了したのが2か月前のことになります。
「今回の水道検針で改めて水道の水漏れを指摘された」というお電話をお客様からいただいたときは、とても嫌な予感がしました。
改めて現場で水漏れ箇所を調べると、やはり屋内の水抜き栓からの水漏れです。水抜き栓のピストンを交換したのに2か月で水漏れするということは、本体がダメ見たいです。ということで水抜き栓の交換をすることになりました。本当に水抜き栓が漏れているのか、何度も確認しましたが、現状では水抜き栓本体の水漏れ以外考えられないので交換します。作業前から明らかに工事がハードなのはわかっていました。
水抜き栓の設置場所が、鉄筋コンクリートのスラブで、すぐ横の給水埋設管の通り道に明らかに排水管が入っていますので、排水管が無い側のスラブを一部壊しました
掘っていくと50MMの排水管が出てきましたが、切断して作業スペースを作ります。
埋設管は基礎ベースの下を通過して、水抜き栓に接続しています。あまりの狭さに「ギリギリすぎるやないかい!」と思わず声が出てしまいました。
どこが漏れているのか確認したくて、水道管の立ち上がりに単水栓を設置して、水抜き栓を開いて10分ほど放置しましたが、水が出てきません。水道メーターは微妙に回りますから水は漏れていますが目視できないほど微妙な水漏れのようでした。いつまでも観察しても仕事が進みませんから新しい水抜き栓と、ステンレス立ち上がり管を設置しました。
鉄筋を戻して
スラブを補修して終了です。車が乗らない場所ですからジャリコン、モルタルのみの補修になります。
水道メーターのパイロットは完全に回らなくなりました。
よく電話で料金の問い合わせがありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
お客様が安心してお電話できるように、「見積もり無料」「出張費無料」で対応しています。
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(有)アール 0120478919 札幌市 石狩市 江別市 指定給水装置工事店
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。