札幌市手稲区のお客様からのお電話です。「外の排水管が詰まって、交換しないといけないみたいです。マンホールの交換の見積もりしてください」というご依頼です。
ちなみに一般的な家庭にはマンホールはありません。マンホールは公共下水道などの太い排水管等に人が入って点検するための設備になります。一般住宅に設置してあるものは、「排水桝」「排水会所」などと呼びます。
現場を確認しましたが30年程度経過した排水管です。排水桝(排水マス)はコンクリート桝が使用されています。コンクリート桝ですが経年劣化でインバートに割れが発生しています。塩ビ管と桝の接続部も割れて少し水漏れしているようです。他の業者に交換が必用だと言われたそうです。今回見積もりを出したら「すぐに工事してほしい」と依頼になりました。
屋外の排水管の交換、排水マスの交換工事は基本的に埋まっていますのですべて掘削してからの交換工事になります。重労働ですがとにかく掘削していきます。バックホー、ユンボ等のマイクロショベルならこのスペースで使えますが、マイクロショベルをレンタルできる店が少なく、予定が合わないことが多いので結局手掘りになってしまいます。
手掘りでの排水管工事ですが、ほかの埋設物があっても傷つけることが少ないのが良いところです。札幌市の場合は上水道の埋設管は深さ的にもっと深いので問題ありませんが、「ガス管」「灯油配管」は浅いところにありますので注意が必要になります。
排水管と排水桝を交換した後の写真になります。「自分の家の排水マス、排水管がわからない」と言われるお客様がいますが、一度ご自分で点検することをお勧めします。排水マスの蓋が埋まっていて、住人すら場所がわからない排水マスを我々は簡単に見つけてお客様に「すごいですね!なんでわかるんですか?」と聞かれることが良くありますが、排水マスの位置ですが設置する場所には一定の決まりがあります。
設置する場所は
- 排水管の起点になる場所、最も上流部分、起点
- 排水管が合流する場所、合流点
- 排水管が曲がる場所、曲点
- 桝と桝の長さが排水管径の120倍を超えない場所、中間点
- 排水管の落差が大きくなる場所、段差点、ドロップ桝
- 公共下水道と宅内の排水管を接続する場所、公共桝(札幌市では札下と書いてます)
排水マスは排水管に異常があった場合に「排水管の点検」「排水管の洗浄」等をするために必要なものですから、ご自分の家の排水マスの場所は覚えておきましょう。
「排水管の無料点検にきました」「近くで工事するのでご挨拶に来ました」等々と言って排水管の点検、洗浄をしようとする業者がいますが「訪問販売の業者」ですから注意が必要です。
「作業料金¥980~」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。作業料金¥980~などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても金額的に作業が無理なのは、常識的に考えてわかるような金額ですから、冷静に考えてから依頼しましょう。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
お客様が安心してお電話できるように、「見積もり無料」「出張費無料」で対応しています。
安心してお問い合わせください。
引っ越しの手続きがしたい等のご相談は札幌市水道局に直接ご相談ください。
「水道代が高くなった」水漏れ修理や水道工事、ボイラー工事のご相談はお電話ください。
札幌市内、江別市、北広島市、石狩市の方は是非ご相談ください。
(有)アール 0120478919 札幌市 石狩市 江別市 指定給水装置工事店
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。