石狩市のお客様からのお電話です。
お風呂場で水道が水漏れしているので見てほしいというご依頼でした。
現場を確認しましたが、INAX リクシル BF-HT646TNX というデッキ式サーモスタットシャワー混合栓から水道の水が噴き出していました。
混合水栓の外側が水道管の凍結が原因で破裂しています。
膨らんでいるのがわかりますでしょうか?
シャワー混合水栓本体の正面側が、水道管の凍結が原因で膨張して裂けています。
この裂けた場所から水道水が噴き出していました。
今年の札幌周辺は、夜間こそ最低気温が低いのですが、昼間は最高気温がかなり高いので油断してしまいますが、水道管の水道水はマイナス4度以下になると凍結することがあります。最高気温がマイナス4度以下、最低気温がマイナス8度以下という日が数日続くと「水道が出なくなった」という依頼が急増します。
マイナス4度以下になると水道管が凍結しますが、水道管が凍結するためには条件があります。
水道管内部の水が動かないと凍ってしまいます。
今まで水道凍結しなかったから大丈夫だと思っていたというお客様が多いのですが、一軒家、戸建て住宅でも、家族の人数が減った場合等は、水道水を使用する頻度が少なくなりますので水道管の凍結に注意する必要があります。
家で生活していても、お風呂を使用しない高齢者のみの住宅では、今回のようにお風呂のシャワー混合水栓、お風呂場の水道管が、水道凍結によって破損する事故が多いです。高齢者なので普段お風呂は、「デイサービス」を利用していると、お風呂場につながる水の水道管、お湯の水道管内部の水道水が動かない状態、水が止まっている状態になっています。そのような状況が数日続くと、当然のように水道管が凍結してしまいます。水道管は天井裏、壁内部、床下などに隠ぺい配管されていますので、部屋の中をストーブで温めていても、床下や天井裏は屋外と同じくらい寒い家もあります。コンクリートの布基礎に設置してある通風口,換気口とうは必ず閉めておきましょう。また水道の凍結を防止するために、使用していないお風呂場等の水道管も水を定期的に出すようにすると、水道管の凍結を防ぐことができます。最低でも朝昼晩の一日3回位はお水、お湯ともに1分くらい出すと、「水道管内部の水が動く」ので水道の凍結防止になります。
水道管が凍結して水が出なくなった家に修理に行ったときに「朝は普通に水が出たのにお昼には水が出なくなった」と言われる場合があります。昼間でも気温がマイナス4度以下の場合はこういう状態になることがありますので、寒い日は昼間も使用していない風呂、洗面所、洗濯の水道を出してあげると水道管の凍結防止につながります。
基礎高の建物、下が車庫になっている建物は、戸建てアパート等関係なく水道管が凍結しやすいので気を付けてください。
家を数日留守にしている場合は、水道管が凍結することが多いですから、家の水道管の水抜き作業は必ず実施してください。札幌市指定工事店、札幌水道局指定業者に「水抜き作業」を有料で依頼することも可能です。水抜き作業は案外面倒な作業が多いですから、心配な場合は水道局指定業者に依頼しましょう。
セントラルヒーティングの家の場合は、水道管が凍結することは少ないですが、水道の水を使用しない時間が長いと水道管が凍結することがありますので注意が必要です。
「作業料金¥980~」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、
作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
作業料金¥980~などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても金額的に作業が無理なのは、常識的に考えてわかるような金額ですから、冷静に考えてから依頼しましょう。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
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