札幌市北区のお客様からのご相談です
「キッチンの水道を使っていたらレバーが取れてしまった。流しが使えないので見てほしい」というご依頼でした。
現場を確認するとレバーが折れている状態です。たいていの場合は「レバー操作が重くなっている」状態で使用を続けていたのが原因で水栓金具のレバーが折れることが多いです。水栓金具のレバー操作が重い、レバー操作がきつい、水道の水の止まりが悪い。という状態のときは早めに修理するのが良いです。今回の場合も「シングルレバーカートリッジ」が経年劣化で傷んでいるのが原因で「レバー操作が重い」状態を放置しているのが原因でレバーが折れてしまいました。
部品の取り寄せには、「メーカー営業日で2~3日」程度必要なので、今回は混合水栓の交換で即座に対処することになりました。
TOTO製 「TKY15Z」という水栓金具は上施工タイプの混合水栓になります。このタイプはキッチンのデッキに混合栓を設置するための座を取り付けて、座に混合栓本体を固定していますので、写真のように座と本体を固定しているビスを外します。
固定するビスの位置は、メーカーや型式などによって違います。
ビスが外れました。
給水管と、給湯管を外します。この状態で混合栓本体を上に引っ張ると本体が外れます。
新しいKVK km5011ZT を設置します。こちらは北海道なので寒冷地用の商品を設置する必要があります。寒冷地用の商品と一般地用の違いは、水道管の水抜きができる構造になっていることです。一般地にはついていない「水抜き用バルブ」が設置してあったり、一般地に設置してある「逆止弁」が付いていない等の違いがあります。
給水管と給湯管を接続してKVK ワンホール混合水栓の設置工事は終了になります。
水栓金具の水漏れの原因とは
水栓金具の水漏れの原因はいくつか考えられます。以下に一般的な原因をいくつか挙げます。
シールの劣化: 水栓金具にはシールがあり、それが水漏れを防ぐ役割を果たしています。長期間の使用や経年劣化によりシールが劣化し、水漏れが発生することがあります。
バルブの不良: 水栓金具内部のバルブが正常に機能しなくなることも水漏れの原因となります。バルブの部品が破損したり、汚れや石灰などが詰まったりすると、水漏れが生じる可能性があります。
取り付け不良: 水栓金具が正しく取り付けられていない場合、接続部分や配管周辺から水漏れが発生することがあります。適切な工具や材料を使用せずに取り付けたり、締め付けが不十分だったりすると、水漏れが起こる可能性があります。
水圧の異常: 水圧が高すぎる場合、水栓金具や配管に過度の負荷がかかり、結果として水漏れが生じることがあります。また、急激な水圧変動や水の流れの方向の変化も、水漏れの原因となる可能性があります。
これらは一般的な原因ですが、個々の状況や水栓金具の種類によっても原因は異なる場合があります。水漏れが発生した場合は、プロの配管工に相談することをおすすめします。
「作業料金¥980~」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、
作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
作業料金¥980~などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても金額的に作業が無理なのは、常識的に考えてわかるような金額ですから、冷静に考えてから依頼しましょう。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
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