浄水器って必要ですか?地域によってはとても必要だと言われる方も多いと思います。そこで浄水器について少し考えてみたいと思います。

ちなみに我が家は札幌市ですがビルトイン浄水器を設置しています。札幌市の水道水は「札幌市の水道水」としてペットボトルで販売するほどおいしい水道水です。なので必要ないと言えば必要ないのですが、スーパーなどで水を汲んで使用しているのを見て、面倒だから浄水器を取り付けました。

浄水器付きの水栓金具はメーカーによっては「水頭圧」がかなり低いです。「水圧がとても弱くなることがあります」。お客様がホームセンターで購入してきた「浄水器付き水栓」を何度か取り付けたことがありますが、「水圧が低くなった」「取り付け方が悪いのではないか?」とクレームのように言われる方がいますが、設置方法ではなく構造的な問題です。水圧が低くなるのが嫌な場合は、ホームセンターの安売りしている商品はやめたほうが良いと思います。

水道の浄水器は、水道水を浄化して飲み水として利用するための装置です。浄水器は異なる種類があります。

1. カーボンフィルター: カーボンフィルターは最も一般的な浄水器の一つです。活性炭を使用して水中の不純物や化学物質、臭いを吸着・除去することで浄化します。カーボンフィルターはカートリッジとして提供され、定期的に交換する必要があります。

2. 逆浸透(RO)フィルター: 逆浸透フィルターは、水道水を圧力によって逆浸透膜に通すことで浄化します。逆浸透膜は微細な穴があり、水中の微粒子や溶解物質を除去します。ROフィルターは一般的にカーボンフィルターと併用され、より高度な浄水効果を得るために使用されます。

3. ウルトラフィルター: ウルトラフィルターは微細な膜を使用して水中の微生物、細菌、ウイルス、大きな粒子を除去します。この種類の浄水器は、飲み水の安全性が重要な地域やアウトドア活動時に特に有用です。

4. 紫外線殺菌: 紫外線殺菌浄水器は、水中の細菌やウイルスを紫外線によって不活性化するために使用されます。紫外線殺菌は物理的な浄水方法であり、化学薬品を使用しないため、飲み水の風味や匂いに影響を与えません。

他にもありますが一般的にはフィルターを使用した浄水器を使用します。訪問販売で水道に「マグネット」「強力磁石」を取り付けて「水が美味しくなる」というのがありますが、効果はないと思われます。騙されないでください。

フィルターを使用した水道用浄水器は、異なる種類のフィルターを通じて水を浄化する装置です。一般的に、浄水器の性能は以下の要素によって決まります。

1. 浄水能力: フィルターは異なる粒子や物質を除去する能力があります。一部の浄水器は微細な粒子や濁り、異臭、不純物を除去するため、より効果的な浄水能力を持っています。浄水能力が高いほど、よりクリアで健康的な水を提供できます。

2. フィルタータイプ: 浄水器には、炭素フィルター、逆浸透(RO)メンブレンフィルター、活性酸素フィルターなど、さまざまな種類のフィルターがあります。それぞれのフィルタータイプは、特定の物質や汚染物質を除去するのに特化しています。例えば、炭素フィルターは有機物や余分な塩素を取り除き、ROメンブレンフィルターは微小な粒子や重金属を取り除きます。適切なフィルタータイプを選ぶことで、水道水から特定の懸濁物や不純物を効果的に取り除くことができます。

3. フィルターの耐久性: フィルターは使用されるたびに劣化します。耐久性のあるフィルターは、長期間にわたって一貫して高い浄水性能を提供できます。一部のフィルターは交換が容易で、定期的に交換することで浄水器の性能を維持できます。耐久性の高いフィルターを選ぶことは、経済的かつ効果的な浄水の手段となります。

4. フィルターサイズ: 浄水器の性能には、フィルターのサイズも影響します。大きなフィルターは、より多くの水を浄化することができますが、その分取り付けスペースやコストが必要です。小さなフィルターは、水の流量が制限される可能性がありますが、場所を取らずに簡単に設置できる利点があります。フィルターサイズは、個々のニーズや環境に合わせて選択する必要があります。

水道用のビルトイン浄水器と浄水器付き水栓は、両方とも水道水を浄水するための装置ですが、運用方法や浄水能力において異なる点があります。

1. ビルトイン浄水器:
ビルトイン浄水器は、主にキッチンの流し台やシンクなどに取り付けられる浄水装置です。通常、水道の配管に直接接続されており、水道水が通過する前に浄水処理を行います。

主な特徴:
– 通常、多段階の浄水フィルターを使用して、水道水中の不純物や有害物質を除去します。
– ビルトイン型なので、水道の蛇口から水を出すだけで浄水された水が利用できます。
– 比較的大容量の浄水処理が可能であり、一度のフィルター交換で長期間使用できることがあります。
– 浄水能力は、使用されるフィルターの種類と品質によって異なりますが、一般的には高い浄水能力を持ちます。

利点:
– キッチンの流し台などに取り付けられているため、浄水された水が簡単に利用できます。
– 複数の浄水フィルターを使用することで、幅広い不純物や有害物質を効果的に除去することができます。

2. 浄水器付き水栓:
浄水器付き水栓は、水道の蛇口自体に浄水装置が組み込まれているタイプの浄水器です。水を出すためには専用の浄水器付きの蛇口を使用する必要があります。

主な特徴:
– 浄水器は水栓内部に組み込まれており、水道水が通過する直前に浄水処理が行われます。
– 一般的に、ビルトイン浄水器よりも小型でシンプルな構造を持ちます。
– 浄水能力は、使用される浄水器の種類と品質によって異なります。

利点:
– 浄水器が水栓に組み込まれているため、設置が比較的簡単です。
– 小型でシンプルな構造なので、スペースの制約がある場所でも利用できます。

浄水能力の違い:
ビルトイン浄水器と浄水器付き水栓の浄水能力は、使用される浄水フィルターや浄水器の種類、品質によって異なります。一般的に、浄水フィルターの数や種類が多いほど、より広範囲の不純物や有害物質を除去することができます。また、浄水フィルターの交換時期や交換方法も浄水能力に影響を与えます。さらに、浄水器の性能は、浄水器自体の製造元や規格によっても異なる場合があります。

一般的には、ビルトイン浄水器の方が浄水能力が高い傾向にありますが、具体的な浄水能力は製品ごとに異なるため、選ぶ際には製品の仕様や性能を確認することが重要です。

ビルトイン浄水器は工事が必要ですが、浄水器としての能力が高いのでおすすめできます。訪問販売等では20~30万円というような浄水器を聞きますが、KVKやTOTOなどのきちんとしたメーカーで販売されている浄水器は10万円前後で設置できますのでそちらの方が良いと思います。

浄水器ですが定期的にフィルターの交換をしないと意味がありません。「取り付けてから10年間一度もフィルターの交換をしていない」と言われる方がいますが、そのような場合は浄水器は必要ないと考えられます。

「作業料金¥980~」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、
作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
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また戸別訪問してくる「訪問販売業者」も注意しましょう。「近くの家で作業しているのでどうですか?」「この近くで工事をしているのであいさつに来ました。ついでに点検どうですか?」等々こんなことを言ってくる業者は訪問販売業者と思われますので最初から話を聞かないのが一番良い対応と思われます。
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「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
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