札幌市豊平区のホテルからのお電話です「浴室の水栓金具 KM159WGの水が止まらなくなるので直してほしいというご依頼です」KVKの定量止水カートリッジ、計量カートリッジが付いているタイプの混合栓になります。
定量止水とは、操作ハンドルで設置した水量が出ると勝手に止まってくれるという優れモノです。最近の家では追い炊き付きの給湯器で「フルオート」機能が一般的になってきていますのでこの定量止水という機能は必要ない家が多いです。前回も書きましたが、KVKの水栓金具、混合水栓の品番の「KM,」「KF」とはシャワー付きかシャワーなしの違いです。数字の部分が同じであれば、同じPZ359で計量カートリッジの交換ができます。
KVK定量止水カートリッジ交換 KVK PZ359の交換動画になります。
定量止水付きの混合栓の水が止まらなくなった、ハンドルが硬い等の症状をこの部品を変えると直すことができます。
これはシャワー付きの混合栓でも同じ部品を使用しています。
PZ359の適合する製品ですが、KM159以外にも KM155・KM292・KM295・KM296・KM297・KM298等に適合しています。
この製品の水が止まらなくなった場合は早めの修理が良いと思います。
交換方法ですが
丸の部分をマイナスドライバーで閉めて、水とお湯を止水します。その時に浴槽等の排水の栓を閉めます。ゴム栓等を閉めておかないと、小さな部品が落ちたときに流れてしまいます。
操作ハンドルの丸い部分に固定ナットが隠れていますので、マイナスドライバー等で外します
丸い部分の内側にある、操作ハンドルの固定ナットを外します。
計量カートリッジ、定量止水カートリッジ KVK PZ359の固定ナットを外します。
計量カートリッジ PZ359を外して、新しいものと交換します。外した手順でハンドル等を戻していくと作業は終了です。
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作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
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