札幌市厚別区で排水つまりの現場です。
「キッチンの水が流れなくて困っている」という依頼でした。排水のつまりはどこが詰まっているのか確認するのが重要ですが、排水マスが埋まって探せない家がかなりあります。
「新築の時から見たことない」「リフォーム等で埋められた」「そもそも無い」
そもそも無いというのは、手抜き工事で特殊な場合ですが、埋まっているのはかなりあります。
排水が詰まった時などに点検するために設置している排水マスですが、埋められて見つからない家があります。
排水の点検をするためにはどこにあるのか見つけておく必要があります。
排水枡の設置場所には決まりがあります。ですが、絶対ではありません。上水道の場合は設置に関して個人の敷地内でも、申請や確認等が義務ですが、排水管に関しては敷地内「宅内」「公共枡よりも一時側」は申請や許可が必要ありません。なので必要な場所に排水マスが無い家も実際にあります。そこで本来はこんなところに排水マスは必要ですよという基本の場所がわかると、埋まっていて見えていない排水枡も見つけやすくなると思いますので、メモとして書いておきます。
- 排水管の起点・終点
- 排水管の合流する場所
- 排水管の曲がる場所
- 排水管が合流する場所
- 管の延長がその内径の120倍を越えない範囲において、管路の維持管理上適切な箇所。内径が100mmの排水管の場合は何もないまっすぐな場所でも12m以内には点検用の排水マスを付けましょうということ
- 排水管の管径が変化する箇所
- 排水管の勾配が著しく変化する箇所とはドロップます等
- その他、維持管理上必要な場所
これが基本的に排水マスを設置する場所ですが、実際にはない家もあります。
ですが見えないマスを捜すのに,闇雲に探すよりは探しやすいと思います。
排水枡を捜している動画を作ってみたので参考までに見てみてください。
あとは、流れてくる排水はどこから流れてきているかも知っておいたほうが良いでしょう。
調べ方は簡単です。
キッチン、洗面所、お風呂、トイレという具合に
順番に水を流して外の排水升を確認するだけです。
その確認をするために、自分の家のどこに排水マスがあるのか確認しておきましょう。
It is a drainage mass installed for inspection when drainage is clogged, but there are some houses that are buried and cannot be found. You need to find out where it is in order to check the drainage. You should also know where the drainage is coming from. It’s easy to find out. All you have to do is flush the kitchen, washroom, bath, and toilet in that order and check the drainage box outside. To confirm that, let’s check where the drainage mass is in your house.
DIYで作業する方の参考になると良いなと思います。
ですが、自信が無いのに無理に自分での作業はやめたほうが良いと思います。自分でできるか自信が無い方は、住んでいる市町村の「指定給水装置工事事業者」にご相談ください。
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