トイレの水が流れない場合の直し方の動画です。トイレに異物を落としていない場合はラバーカップや、ローポンプで簡単に直ります。10分ほどやってダメな場合は業者を呼んだほうが良い場合があります。業者を呼ぶ場合は作業前に必ず値段を確認してから作業を頼みましょう。

トイレの詰まり、トイレの水が流れない!ということですが、原因はトイレ、便器の排水の出口に対して流したものの量が多いというのが良くあるトイレつまりです。どういうことかというと、便器の下にある排水管は75mm~100mmが一般的です。トイレ、便器の排水管との接続する場所は直径5cm程度しかありません。ですから、一般的なトイレつまりというのは排水管の手前、便器の出口部分で詰まっています。トイレの排水規格では「直径50mm程度の球が流れるサイズ」ということになっていますから、それより多いと詰まるわけです。トイレットペーパーだけでもたくさんまとめて流すとトイレは詰まります。硬い便でも量が多かったり、大きかったりすると詰まってしまいます。トイレの水が流れなくなる原因ですが

  1. トイレットペーパーの流しすぎ
  2. お掃除シートの流しすぎ
  3. 便が硬かった
  4. 便の量が多かった
  5. 異物を落としてしまった
  6. 床下、または屋外の排水管が詰まっている

このような原因が考えられます。

1~4はラバーカップまたはローポンプで直ります。トイレの脱着作業やトイレの交換をすすめる会社があるみたいですが、必要ありません。ラバーカップやローポンプで直した後に、トイレットペーパーを数回流してみてきちんとトイレの排水が流れるなら問題ありません。すぐにトイレの水の流れが悪くなる場合は、トイレの中に異物が入っていることが多いので、トイレの脱着作業が必要になってきます。

トイレが詰まった、トイレの水の流れが悪いときは、屋外の排水管に設置してある「排水マス」も確認してみましょう。排水管のほうが詰まっている場合は、中からいくら頑張って作業しても、トイレの詰まりは解消しません。

ラバーカップを使用してトイレの排水つまりを解消する方法

1. 準備をします。まず、ラバーカップと水を用意します。ラバーカップは柄がついているタイプや、柄のないフラットなタイプなどがありますが、どちらでも構いません。水はトイレの流れる量に耐えられるくらいの量を用意しておきます。

2. ラバーカップをトイレの排水口に密着させます。トイレの底部にある排水口の上に、ラバーカップをしっかりと押し当てます。ラバーカップのゴム部分が排水口を完全に覆うようにします。水が漏れないように注意してください。

3. ラバーカップをしっかりと押し込み、引っ張ります。ラバーカップを押し込んだ状態で、力を加えて引っ張ります。この動作により、トイレの排水口周辺の空気圧が変化し、つまりを解消するのに役立ちます。

4. 引っ張る動作を何回か繰り返します。ラバーカップを押し込んで引っ張る動作を、何回か繰り返します。このプロセスにより、排水管内の詰まりが緩和され、水がスムーズに流れるようになることがあります。

5. 水を流して確認します。ラバーカップを取り外し、水を流して排水がスムーズになったか確認します。もしまだ詰まりが解消されていない場合は、手順2から4を繰り返してみてください。

注意事項:
– ラバーカップを使用する際は、水がはねないように周囲を保護するため、新聞紙やタオルなどを敷いておくことをおすすめします。
– トイレに使用するラバーカップは、専用のものを使うことが望ましいです。キッチンなどで使用するラバーカップとは異なるものです。
– 万が一、トイレが詰まっている箇所で力を加えすぎると、トイレ本体や配管に損傷を与える可能性があるため、注意が必要です。十分に注意しながら作業を行ってください。

DIYで作業する方の参考になると良いなと思います。
ですが、自信が無いのに無理に自分での作業はやめたほうが良いと思います。自分でできるか自信が無い方は、住んでいる市町村の「指定給水装置工事事業者」にご相談ください。
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