札幌市北区のお客様からのお電話です。「数日前からコロナの石油給湯ボイラーが使用できない。灯油が来ていないようだ」というご依頼でした。現場を確認すると灯油はコロナ石油給湯器まではきちんと来ています。
調査のために作動確認をします。するとエラー番号の4番が表示されます。
エラー番号の4番の原因は
- 不着火
- 途中消火
- 炎監視装置故障 になります。
今回のケースでは点火して10秒ほど燃焼して消火を繰り返してからのエラー番号の4番の点灯です。
今回の場合北海道がまれにみる大雪に見舞われて、FFの排気筒が屋根からの落雪で閉塞した状態になったそうです。
屋外のFFの排気筒は雪を除雪したので問題ありません。ですが落雪で閉塞した状態で何度も電源を入れて点火したことにより、吸気側から排気ガスが流入して悪さをしたのだと考えられます。
そこで今回のコロナ石油給湯器UIB-NX37P4の修理では、バーナー部を脱着して点検、清掃を行いました。
そのごの試運転では問題なく動くようになりましたので、今回はこれで作業終了になります。
真っ黒いすすがこびりついています。
現在は2022年2月ですが、コロナ渦の半導体不足の影響でボイラーの入荷に1~3か月ほど必要になります。古くて部品がない商品に関しては、修理もできないことがあります。変な音がする、変な臭いがする等の異常がある場合は、早めの点検をお勧めしています。