良く水道管が古くなるとサビるということを言われますが、その通りです。鉄の管はさびると赤水が出たり、写真の水道管は銅管ですが、緑色にさびて(ロクショ)いるのがわかるとおもいます。銅管がサビルと青水が出ることがあります。ステンレス製のシンクや水道管はさびないと言われる方が同業者の方やお客様でも結構いますが、それは違います。まず錆びるとは一般的には金属が酸化するという現象のことだと思います。鉄は酸化すると赤錆びや黒い粒などが水道管から出て、銅管の場合は緑色に変色したり、緑色のサビが出ます。ステンレスは錆びないというのは大きな間違いで、ステンレスの原料は鉄なんです!鉄にクロムという物質を混ぜて精製するのがステンレスという合金なんです。クロムを混ぜて精製した時に酸化してしまうのでステンレスは独特のニブイ光沢が出るんです。ということはステンレスの場合は製造した時点で酸化しているので、最初から錆びたと言ってもいいのかな?なのでステンレスは錆びないのではなくて、さびてるからそれ以上は酸化しにくい状態といったほうが良いのかな?
水道管が錆びる原因と水道管から赤い水が出る場合の修理方法について、わかりやすく説明します。
水道管が錆びる原因:
1. 水の質:水道水中の鉄や酸素と反応し、錆が発生することがあります。
2. 管の材質:古い鉄製の水道管や鋼鉄製の管では、時間が経つにつれて錆びやすくなります。
3. 水のpH値:水のpH値が低い場合(酸性が高い場合)、錆びやすくなります。
4. 電気的な要因:異なる金属が接触している場合に、電気化学的な反応が起き、錆が発生することがあります。
水道管から赤い水が出る場合の修理方法:
1. 水道水の一時的な使用停止:赤い水が出た場合は、一時的に水道水の使用を停止しましょう。これにより、錆の原因物質が排出されることがあります。
2. 水道管の点検:水道管が錆びている場合、専門家による点検が必要です。点検によって、問題の原因や修理方法が特定されます。
3. 水道管の交換:錆びた水道管が原因の場合は、新しい管への交換が必要です。専門家によって古い管を取り外し、新しい管を取り付けてもらいましょう。
4. 水の浄化装置の使用:水道水の質を改善するために、浄化装置の導入を検討することもあります。浄化装置は、水中の不純物や鉄分を除去し、赤い水の発生を減らす助けとなります。
重要な注意点:
水道管から赤い水が出た場合、健康に影響を及ぼす可能性があるため、専門家の助言や支援を受けることをおすすめします。また、水道管の修理や交換作業は、専門的な知識や技術が必要な場合がありますので、必ず専門家に相談しましょう。