札幌市中央区のマンションでの「「トイレの水が流れない」という依頼でした。
トイレの詰まり、トイレの水が流れない!ということですが、原因はトイレ、便器の排水の出口に対して流したものの量が多いというのが良くあるトイレつまりです。どういうことかというと、便器の下にある排水管は75mm~100mmが一般的です。トイレ、便器の排水管との接続する場所は直径5cm程度しかありません。ですから、一般的なトイレつまりというのは排水管の手前、便器の出口部分で詰まっています。トイレの排水規格では「直径50mm程度の球が流れるサイズ」ということになっていますから、それより多いと詰まるわけです。トイレットペーパーだけでもたくさんまとめて流すとトイレは詰まります。硬い便でも量が多かったり、大きかったりすると詰まってしまいます。トイレの水が流れなくなる原因ですが
- トイレットペーパーの流しすぎ
- お掃除シートの流しすぎ
- 便が硬かった
- 便の量が多かった
- 異物を落としてしまった
- 床下、または屋外の排水管が詰まっている
このような原因が考えられます。
1~4はラバーカップまたはローポンプで直ります。トイレの脱着作業やトイレの交換をすすめる会社があるみたいですが、必要ありません。ラバーカップやローポンプで直した後に、トイレットペーパーを数回流してみてきちんとトイレの排水が流れるなら問題ありません。すぐにトイレの水の流れが悪くなる場合は、トイレの中に異物が入っていることが多いので、トイレの脱着作業が必要になってきます。
トイレが詰まった、トイレの水の流れが悪いときは、屋外の排水管に設置してある「排水マス」も確認してみましょう。排水管のほうが詰まっている場合は、中からいくら頑張って作業しても、トイレの詰まりは解消しません。
ローポンプによるトイレの排水つまりの直し方は以下の手順に従って行います。
1. 必要な道具の準備: まず、作業に必要な道具を用意します。典型的な道具には、ローポンプ(またはパイプクリーナー)、手袋、ハンドブラシ、バケツ、タオルなどがあります。
2. バケツの配置: 作業を始める前に、トイレの近くにバケツを配置します。バケツは水や汚れがこぼれることを防ぐために使用します。
3. ローポンプの使用: ローポンプをトイレの排水口に差し込みます。ローポンプは通常、排水口に挿入するときに固定するためのストッパーが付いています。しっかりと差し込んだ後、ポンプのハンドルを上下に動かし、排水口のつまりを解消するための圧力を作ります。このプロセスを何度か繰り返し行います。
4. 水を流す: ローポンプでつまりを解消した後、トイレの水を流して確認します。流れが改善され、水が正常に排水されることを確認してください。
5. 清掃: 作業が完了したら、周囲の清掃を行います。ハンドブラシと洗剤を使用して、トイレの周囲や排水口の周りをきれいに拭き取ります。また、使用した道具やバケツも洗浄しておきましょう。
DIYで作業する方の参考になると良いなと思います。
ですが、自信が無いのに無理に自分での作業はやめたほうが良いと思います。自分でできるか自信が無い方は、住んでいる市町村の「指定給水装置工事事業者」にご相談ください。
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